安い防犯カメラを買ってはいけない理由とは?注意点も解説

防犯
監修者
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

竹村 直浩をフォローする

防犯対策を始めようとする際、コストを抑えるために安価な防犯カメラを選ぶ方も少なくありません。しかし、価格だけで判断して購入すると、十分な防犯効果を得られないだけでなく、結果的に余計な出費やリスクを招くことがあります。本記事では、安い防犯カメラの落とし穴や注意点、賢い選び方について解説します。

安い防犯カメラの落とし穴

安価な防犯カメラには、性能や耐久性においていくつかの課題があります。

問題点内容
画質が低い不審者の顔やナンバーが判別しづらい
耐久性不足屋外設置では雨や直射日光で劣化が早い
夜間撮影性能の不足赤外線照射距離が短く暗所で機能しない
サポート体制の不備故障やトラブル時の対応が遅い、または無い

安いカメラを選ぶことで起こりうるリスク

  • 証拠として使えない映像になる
    画質が悪く、事件発生時に役立たない可能性がある。
  • 頻繁な買い替えが必要
    耐久性が低く、短期間で故障や劣化するため結果的に高コストになる。
  • 設置後の不満が増える
    撮影範囲や夜間性能が不十分で、期待した効果が得られない。

防犯カメラ選びで重視すべきポイント

以下の項目を確認することで、価格だけに惑わされない賢い選択ができます。

チェック項目推奨条件
解像度フルHD(1920×1080)以上
耐候性屋外設置なら防水・防塵規格IP66以上
夜間撮影赤外線照射距離20m以上
記録方式長時間録画やクラウド保存に対応
保証・サポート1年以上の保証と迅速なサポート体制

コストと性能のバランスを取る方法

  • 初期費用だけでなく、運用コストも含めて比較する
  • 安すぎる製品ではなく、必要最低限の性能を満たす中価格帯を検討
  • 専門業者に相談し、設置環境に合った製品を選ぶ

まとめ

安い防犯カメラは一見お得に見えますが、性能不足や耐久性の低さから、防犯効果を十分に発揮できないことがあります。結果として買い替えや追加投資が必要になり、長期的にはコストが高くつくケースも少なくありません。防犯対策の目的をしっかり考え、性能と耐久性を重視した選び方をすることが、安全と安心を確保するための第一歩です。