ホームセキュリティカメラの選び方とおすすめモデルについて解説！防犯対策を強化しよう

住宅への侵入犯罪が増加しており、防犯対策の重要性が高まっています。その中でもホームセキュリティカメラは、不審者の監視・抑止効果・証拠記録といった役割を果たすため、多くの家庭で導入が進んでいます。

また、最新のカメラでは、スマートフォンと連携し、外出先からリアルタイムで映像を確認できる機能が搭載されているものもあります。さらに、AI技術を活用したモデルでは、不審者や車両の動きを自動で検出し、即座に通知を送ることも可能です。

本記事では、ホームセキュリティカメラの種類や選び方、設置のポイント、おすすめのモデルまで詳しく解説し、あなたの家庭に最適な防犯対策を提案します。

ホームセキュリティカメラの種類

ホームセキュリティカメラには、用途や設置場所に応じてさまざまな種類があります。以下の表で、それぞれの特徴とメリット・デメリットを比較してみましょう。

種類	特徴	メリット	デメリット
屋内用カメラ	室内の監視に適したカメラ	小型・手軽に設置・低価格	防水・防塵性能なし
屋外用カメラ	玄関・駐車場など屋外の監視向け	防水・防塵性能が高い・耐久性が高い	配線工事が必要な場合がある
ワイヤレスカメラ	Wi-Fi接続でスマホと連携可能	配線不要・設置が簡単	Wi-Fi環境が不安定だと映像が途切れる
有線カメラ	LANケーブル接続で安定通信	映像が途切れにくい・高画質録画可能	設置の自由度が低い・配線工事が必要

それぞれのカメラには適した用途があるため、設置環境や使用目的に応じて選ぶことが重要です。

適切なセキュリティカメラを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると、自宅に最適なモデルを選べます。

最低でもフルHD（1080p）の解像度を選びましょう。特に、顔の識別や細部の確認が重要な場合は、2Kや4K対応モデルがおすすめです。高画質のカメラを選ぶことで、不審者の特定や証拠映像の精度が向上します。

夜間監視が必要な場合は、赤外線LEDを搭載したナイトビジョン機能があるカメラを選びましょう。暗闇でも鮮明な映像を録画できるため、夜間の不審者対策に効果的です。

動体検知機能があると、不審な動きを感知した際にスマートフォンへ通知を送ることができます。AI搭載モデルでは、人間や動物、車両などを自動識別できるため、不要な通知を減らすことが可能です。

録画データの保存方法には、クラウド保存とローカル保存の2種類があります。

保存方法	メリット	デメリット
クラウド保存	インターネット上にデータを保管でき、どこからでも映像を確認可能	月額料金が発生する場合がある
ローカル保存	microSDカードやHDDにデータを保存でき、ランニングコストがかからない	物理的な破損リスクがある

クラウド保存は遠隔での映像確認に便利ですが、継続的な費用がかかるため、コストを抑えたい場合はローカル保存を選択するとよいでしょう。

モデル名	タイプ	解像度	主な特徴	価格帯
Arlo Pro 4	屋外用（ワイヤレス）	2K	防水・AI検知・スマホ連携	3〜4万円
Eufy Security SoloCam	屋外用（ワイヤレス）	1080p	ソーラー充電対応・防水	2〜3万円
TP-Link Tapo C200	屋内用（Wi-Fi）	1080p	パン・チルト対応・暗視機能	5,000〜1万円
Google Nest Cam	屋内/屋外兼用	1080p	クラウド連携・AI顔認識	2〜3万円
Ring Stick Up Cam	屋内/屋外兼用	1080p	Amazon Alexa対応・双方向通話	1.5〜2.5万円