屋外利用に向いている防犯カメラとは?種類や特徴についても解説

防犯
監修者
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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屋外の防犯対策では、風雨や直射日光、温度変化など過酷な環境に耐えられる防犯カメラが求められます。屋内用カメラでは対応できない場面も多く、設置環境や目的に合わせた機種選びが重要です。本記事では、屋外利用に適した防犯カメラの種類や特徴、選び方のポイントについてわかりやすく解説します。

屋外用防犯カメラの特徴

屋外用防犯カメラは、外的要因から内部機器を守るために耐久性・防水性・防塵性に優れています。また、夜間や悪天候時でも映像を確保するため、赤外線機能や広角レンズを備えている場合が多いです。


屋外用防犯カメラの主な種類と特徴

以下の表は、代表的な屋外用防犯カメラの種類とその特徴をまとめたものです。

種類特徴主な利用シーン
バレット型細長い筒状で遠距離撮影に適している駐車場、敷地出入口
ドーム型半球状カバーでレンズ方向が分かりにくい店舗入口、建物外壁
PTZカメラパン・チルト・ズームで広範囲をカバー大型施設、工場敷地
ソーラー型太陽光発電で電源工事不要電源確保が難しい屋外エリア

屋外用防犯カメラを選ぶ際のポイント

屋外利用に適した防犯カメラを選ぶには、以下の点を考慮することが重要です。

選定ポイント説明
防水・防塵性能IP66以上の規格がおすすめ
夜間撮影機能赤外線照射距離や暗視性能を確認
耐候性高温・低温に耐えられる仕様
画質フルHD以上で鮮明な映像を確保
設置方法壁面・天井など設置環境に合うタイプを選択

屋外カメラの設置時に注意すべき点

  • 死角を作らない位置に設置する
    侵入経路や重要箇所が確実に映るよう配置します。
  • 直射日光や逆光を避ける
    レンズへの光の影響を減らすため、設置角度や遮光対策を行います。
  • ケーブルや電源の保護
    雨や動物による損傷を防ぐため、配線をカバーで保護します。

屋外用防犯カメラの導入メリット

  • 犯罪抑止効果の向上
  • 証拠映像によるトラブル解決
  • 夜間や休日も安心して敷地を管理可能
  • 工事現場や駐車場など一時的な利用にも対応可能

まとめ

屋外用防犯カメラは、耐久性・防水性・防塵性といった性能を備え、環境条件に左右されずに稼働できることが重要です。設置場所や目的に応じて最適なタイプを選び、適切な位置に配置することで、防犯効果を最大限に発揮できます。安心で安全な環境を維持するために、導入前の比較検討をしっかり行いましょう。