警備員は高収入？職種別の平均給与はどのくらい？

警備員

2025.06.30

＜経営管理のプロ・数多の組織経営＞
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

警備員の仕事に興味があるものの、「実際の収入はどのくらいなのか」「職種によって給与は変わるのか」と気になる方は多いでしょう。警備員の収入は担当する業務内容や勤務形態によって幅があります。この記事では、警備員の平均給与と職種別の特徴、高収入を目指すためのポイントについて解説します。

警備員の給与水準とは？

警備員の給与は、勤務時間、勤務場所、職種、地域によって大きく異なります。長時間勤務や夜勤を選ぶことで、収入を高めることも可能です。

平均月収の目安	内容
施設警備	月収20万円〜25万円前後。安定した勤務が多く、夜勤手当で収入アップも期待できる
交通誘導警備	月収22万円〜30万円前後。繁忙期や長時間勤務で高収入になることがある
イベント警備	日給ベースが多く、単発勤務の場合は1日8,000円〜12,000円程度が一般的

夜勤、繁忙期、資格手当の有無が収入に大きく影響します。

警備員の職種ごとに、収入面での特徴があります。

職種	特徴
施設警備	商業施設やオフィスビルの出入り管理、巡回。夜勤や長時間勤務で手当がつきやすい
交通誘導警備	工事現場などでの車両・歩行者誘導。繁忙期や残業で収入が伸びやすい
イベント警備	催事やコンサート会場の警備。単発・短期のため、安定収入よりスポット収入が中心
駐車場警備	車両誘導・監視業務が中心。比較的体力負担が少なく、収入は中程度

資格を取得することで、資格手当や現場選択の幅が広がり、給与アップが期待できます。

警備員として高収入を目指すなら、次のポイントを意識しましょう。

ポイント	解説
夜勤・長時間勤務を選ぶ	夜勤手当や残業手当がつくため、収入を大幅に伸ばすことができる
繁忙期に積極勤務する	工事シーズンやイベント期は日給・月給ともに高めの現場が多い
資格を取得する	交通誘導2級、貴重品運搬2級などの資格取得で手当がつきやすくなる
安定した現場を選ぶ	長期案件や大手施設の常駐警備は、月収ベースでの安定高収入が狙える

条件や勤務スタイルを工夫することで、警備員でも十分に高収入を目指せます。

警備員の仕事で高収入を得るには、次のような点に注意が必要です。

注意点	解説
体力負担を考慮する	長時間勤務や夜勤が続くと、健康面での負担が大きくなることがある
勤務地・現場環境の確認	高収入現場は忙しさや大変さも伴う場合があるため、仕事内容を事前に確認することが重要
条件に見合った働き方を選ぶ	無理のない範囲で、続けやすい勤務形態を選ぶことが長期的な収入安定につながる

高収入だけに目を向けず、バランスの取れた働き方を心がけることが大切です。