警備員の服装に規定はある?業務別の装備についても解説

警備員
監修者
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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警備員は業務の特性上、身だしなみや装備が厳格に管理されています。服装や装備は業務内容や勤務先によって異なり、安全性や信頼性を高める役割も果たします。この記事では、警備員の服装に関する規定や、業務別の主な装備について詳しく解説します。

警備員の服装に規定はある?

警備業法に基づいた服装ルール

警備員の服装は、警備業法に基づき定められた基準に従う必要があります。これは業務中の警備員であることを明確にし、利用者や通行人に安心感を与えるためです。

規定のポイント解説
警備業法による義務警備員であることが一目で分かる服装を着用しなければならないと規定されている
制服の支給ほとんどの警備会社では会社指定の制服が支給され、私服勤務は認められない
身だしなみの清潔感が必須服装だけでなく、整った髪型や清潔感のある身だしなみも求められる

警備員の服装は、業務の信頼性と安全性を支える重要な要素です。


業務別の主な装備

業務の種類に応じた適切な装備が必要

警備員の装備は、担当する業務によって異なります。主な業務別の装備例は次の通りです。

業務内容主な装備
施設警備制服、制帽、無線機、手帳、場合によっては防犯グッズなど
交通誘導警備制服、制帽、反射ベスト、誘導棒、ホイッスル、雨具
イベント・雑踏警備制服、制帽、無線機、腕章、場合によっては警棒や簡易的な防護具など
貴重品運搬警備防弾チョッキ、手袋、防刃ベスト、鍵付きケース、無線機など

各装備は現場の状況や業務の危険度に応じて支給・着用が義務付けられています。


警備バナー

警備員の服装・装備で意識すべきポイント

安全と信頼を守るための心構え

警備員が服装や装備を正しく身につける際、次のような点が重要です。

ポイント解説
装備の点検を怠らない無線機や誘導棒などの装備は日々点検し、万全の状態で使用する
正しい着用を心がける制服や装備は正しい方法で着用し、だらしない印象を与えないよう注意する
現場のルールを守る現場ごとの装備ルールや服装規定を正しく理解し、確実に守ることが大切
季節や天候に応じた準備をする夏場や冬場、雨天時など環境に応じた服装調整や装備選びを行う

服装や装備の管理は、警備業務の品質に直結します。


まとめ

警備員の服装や装備には、法令や会社規定に基づく明確なルールがあります。業務内容に応じた適切な装備を正しく身につけ、安全と信頼を守る姿勢が求められます。日々の業務の中で、装備や服装の管理を徹底し、信頼される警備員を目指しましょう。