警備員なら営業に転職できる?未経験から目指せる可能性を解説

警備員
監修者
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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警備員として働く中で、「将来のキャリアを広げたい」「人と関わる仕事に挑戦したい」と考え、営業職への転職を検討する方も少なくありません。しかし、まったくの未経験から営業職に就くことは可能なのでしょうか?本記事では、警備員から営業職への転職が現実的かどうか、求められるスキルや適性、転職成功のポイントまで詳しく解説します。

警備員から営業職へ転職することは可能か?

結論:可能だが準備がカギ

警備員から営業職への転職は十分に可能です。特に個人営業やルート営業などは、未経験でも採用されることがあります。ただし、営業には成果を求められる性質があり、警備業務とは異なるスキルや考え方が必要です。


警備員経験で活かせるスキルとは?

警備の仕事は一見営業とは無縁に思えるかもしれませんが、実は多くの共通点があります。

警備業務で培われるスキル営業で活かせるポイント
状況把握能力顧客ニーズの把握に役立つ
冷静な対応力クレームや交渉時の落ち着いた対応
時間厳守・責任感スケジュール管理や信頼の獲得
報告・連絡・相談社内外での円滑なコミュニケーション

これらの能力は、営業職においても大いに評価される要素です。


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営業職に求められる基本的なスキルとは?

1. コミュニケーション能力

顧客と信頼関係を築くには、丁寧な対応とわかりやすい説明が求められます。

2. ヒアリング力と提案力

相手の課題やニーズを聞き出し、それに応じた提案を行うスキルが必要です。

3. 行動力と成果志向

営業は成果が数字で評価される職種です。自ら行動し、結果を出す意識が重要です。


未経験から営業職を目指すためのステップ

営業経験がない場合でも、次のようなステップを踏むことで、転職の成功確率は大きく上がります。

ステップ内容
自己分析警備経験から何が活かせるか整理する
業界研究どの業界の営業が自分に合うか確認する
転職エージェント利用未経験歓迎の営業職を紹介してもらう
面接対策志望動機と自己PRの準備を徹底する

特に「なぜ営業を志望するのか」という動機を明確にしておくことが重要です。


転職に適した営業職の種類とは?

営業職と一口に言っても、仕事内容や求められる適性には違いがあります。

営業職の種類特徴未経験向けか
個人営業一般消費者が相手。訪問型が多い
法人営業企業相手。BtoBで提案力が必要
ルート営業既存顧客中心。関係構築が重視
内勤営業(インサイドセールス)電話やメールで営業活動

まずは、ルート営業や個人営業など、比較的ハードルの低い業種からスタートするのが現実的です。


まとめ