警備員の立ち仕事、座り仕事の間に簡単できる簡単ストレッチを解説

警備員
監修者
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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警備員の仕事は立ちっぱなしや座りっぱなしといった同じ姿勢が長時間続くことが多く、身体への負担が蓄積しやすい業務です。腰痛、肩こり、足のむくみなどの不調を感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、警備員の方が休憩時間や業務の合間に簡単にできるストレッチ方法を紹介し、体のこわばりをリフレッシュするための実践的なポイントを解説します。

警備員の仕事が身体に与える影響とは?

警備員の仕事は見た目以上に身体への負担がかかります。特に長時間の静止姿勢や同じ動作の繰り返しは、筋肉の緊張や血流の悪化を招く原因となります。

姿勢主な不調発生原因
立ち仕事足のむくみ、腰痛血流の停滞、骨盤の歪み
座り仕事肩こり、首のこり猫背姿勢、筋肉の固定
歩哨勤務(微動だにしない)足裏の痛み、膝への負荷固定姿勢による圧迫
モニター監視眼精疲労、背中のこり視線の固定、姿勢の崩れ

こうした慢性的な不調を予防・軽減するために、定期的なストレッチが有効です。


立ち仕事の合間にできるストレッチ

1. ふくらはぎのストレッチ

壁に手を当てて、片足を後ろに引き、かかとを床につける。反対の足は少し前に出し、軽く膝を曲げて10〜15秒キープ。

効果
・足のむくみ解消
・ふくらはぎの血流改善

2. 太ももの前側を伸ばすストレッチ

片手で壁やポールにつかまり、反対の手で同じ側の足首を持ち、太ももを後ろに引き上げるようにして10〜15秒キープ。

効果
・膝への負担軽減
・骨盤の前傾姿勢をリセット


警備バナー

座り仕事の合間にできるストレッチ

1. 首・肩のストレッチ

片手を頭の横に当てて、反対側へゆっくり引っ張るようにして10秒キープ。左右交互に行う。

効果
・肩こり解消
・首回りの血流促進

2. 背中を丸めて伸ばすストレッチ

両手を前に伸ばしながら背中を丸め、ゆっくり深呼吸を2〜3回行う。

効果
・背筋の緊張を緩和
・猫背防止


歩哨勤務の合間にできる簡単動作

ストレッチ名方法効果
足首回し片足を軽く浮かせて足首を回す(左右10回ずつ)足の血行促進・むくみ解消
踵上げ運動その場でかかとを上下させる(10〜20回)ふくらはぎのポンプ作用促進
肩甲骨寄せ運動背筋を伸ばして肩甲骨を背中で寄せるように力を入れる姿勢改善・肩のこり予防

静止したままでもできる簡単な動きが多く、休憩が取れない場面でも取り入れやすい点が特長です。


ストレッチを継続するためのコツ

1. タイミングを習慣化する

「休憩のたびに3分」「1時間ごとに1動作」など、ルール化することで習慣になります。

2. 無理せず気持ち良い範囲で行う

痛みを感じるまで伸ばすのではなく、「気持ちよい」と感じる範囲で行うのがポイントです。

3. 深呼吸を意識する

ストレッチ中に呼吸を止めると逆効果になるため、深くゆっくり呼吸しながら行いましょう。


まとめ

警備員の仕事は身体への負担が見えづらい分、知らないうちに疲労が蓄積していることがあります。短時間でできるストレッチを日常的に取り入れることで、腰痛や肩こり、むくみの予防・緩和につながります。立ち仕事・座り仕事のどちらにも適したストレッチを実践し、快適な勤務環境づくりを心がけましょう。